平塚江南校舎 江南同窓会

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江南同窓会会報62号

江南同窓会会報 第62号を平成27年2月15日に発行いたしました。
平成26年度総会で真壁会長が挨拶で述べた「新校舎建設に向けての運動、取り組みの開始」について議長から裁決提案がされ、満場一致で承認いただきました。

   1面:平成26年度総会、会長挨拶、『まなびや基金』協力依頼、平成27年度総会お知らせ、硬軟
   2面:稲本隆校長挨拶、恩師からの便り(福島弘一先生、岩田一彦先生)、第9回青春かながわ校歌祭
   3面:OBインタビュー(丸山健太郎さん 高38回)、『助っ人バンク』協力のお願い、現役生の活躍
   4面:『大好きな大磯の海で充実のふれあい』(富山昇さん 高18回)、会員だより、第5回シニアゴルフコンペ、
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紙面をPDFイメージでご覧いただけます ⇒ 1面  2面  3面  4面

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高級豆市場の先駆者    株式会社丸山珈琲 代表取締役
                                    丸山 健太郎(まるやま けんたろう)さん(高38回)

                     インタビュアー 渡辺大三(高11回)、美濃本小夜子(高18回)、沼田 繁(高48回)
西麻布の店舗で取材に応じる丸山さん
  株式会社丸山珈琲の創業者で代表取締役、丸山健太郎さん(47)にお話を伺いました。丸山さんは1991年、軽井沢町で喫茶店を開店。現在は長野県、東京都、山梨県で8店舗、長野県小諸市に焙煎工場を構え、レストランなどへの卸売も手掛けています。海外生産者から高品質な豆を直輸入し、ワインのように生産者や農園名を冠して販売するという高級コーヒー市場の草分け的な存在です。
 
――なぜ喫茶店を軽井沢で開いたのですか。
 
「高校を卒業してから海外でバックパッカーのような生活をしていまして、帰国後に友人のいる軽井沢を訪れ、今の妻ともそこで出会いました。仕事を探さなければいけないと思っていたところ、知人から月4万円の家賃で店を譲ると持ちかけられ、話に飛びつきました。コーヒーが好きだった訳ではなく、焙煎という作業が職人的で、組織向きでない私も一生を掛けられる仕事だと思ったからです。最初の10年は趣味の延長のようなものでしたが」
 
――事業拡大した契機は何だったのでしょう。
 
「2000年頃、生産国でコーヒー豆の品評会が始まり出したことで、業界が変革期を迎えました。それまではブルーマウンテンやキリマンジャロといった有名産地の豆が美味しいと、中間業者がマーケティングで持ち上げていた感もありましたが、品評会で無名な産地が勝ち始めたんです。そこで末端業者が良い生産者と結びつき、高級豆として直輸入する流れが生まれました。世界でも10社に満たない企業がこの分野に果敢に挑み、今では世界的なトレンドになっています」
 
――02年のブラジル品評会では当時の国際価格の二十数倍、史上最高額で落札し話題になったそうですね。
 
「『おかしなやつだ』と言われましたが、正月のマグロの競りと同じで、生産国で顔が売れました。ブラジルのある講演会で『あの時に落札した…』と言ったら拍手喝采(笑)。生産者にとって高く買ってもらうのは嬉しいことです。実際の仕入れも、生産者の手取りを理解しながら値段を積み上げています」
 
――大手メーカーや商社は参入しないのでしょうか。
 
「既存メーカーは有名産地のブランド名で売上がある中、やっぱりこっちが美味しいと言えません。商社が利益を生むには値が高過ぎますし、ロットも小さ過ぎます。私のような零細企業だからこそ、チャンスがありました。テイスティングの新基準を身につけたことも成功の要因です」
 
――仕入れはどのようにしているのでしょうか。
 
「品評会で評価される生産者の周りには必ずいい生産者がいます。土地の影響を受けますからね。産地の村の何割を買うという契約もしています。ホンジュラスのある村では生産量の8割を買っているのですが、『今なら村長になれる』と言われました(笑)。まだ知られていない生産者がいるはずなので、資源的なチャンスはまだまだあります」
 
――何カ国の生産者と結びついているのでしょう。
 
「中南米、アフリカ、アジアの十二、三カ国で、農家単位では150軒前後と取引しています。どの生産国にも年一回、足を運ぶようにしています。1haに満たない狭い農園もあり、毎年行けば納屋のある場所も分かります。それでも毎回農園を案内してもらい、奥さんの愚痴を聞いて、得意料理を食べ、娘が大きくなったのを見て帰る。私の訪問をモチベーションにしてくれれば、自分で品質向上に努めてくれますから」
 
―― 仕入れた豆はどのように店で提供するのですか。
 
「ワインリストのように生産者の名前や農園名をメニューに載せて売ることがほとんどです。以前はそれでも『ホット』『アメリカン』といった注文がありましたが、今は“ 変な店 ”ということを認識していただいているようです。豆の販売が店の売上の半分を占めているのも特徴です」
 
―― 社員40人、従業員140人に対し、リーダーシップの面で心がけていることは何でしょう。

海外農園で生産者と話す丸山さん

「夢を持てる仕事にすることです。エスプレッソを立てる専門職『バリスタ』の世界大会で、小諸店の社員が昨年、アジア人初のチャンピオンになったのは嬉しいニュースでした。こうした技術はもちろん、独立したい従業員のことを思えば、少し大袈裟ですが人格教育も必要と感じます」
 
―― 高校時代に印象に残ったことはなんでしょう。
 
「当時興味のあった心理学の先進的なセミナーが米国であると聞き、高3の期末試験を休んで行こうとしたところ、校長や担任の小泉力也先生に親と呼び出されました。散々に駄目だと叱られましたが、私は退学も辞さない覚悟。小泉先生が目に涙を浮かべて『退学になりますよ』と迫ったら、親も『いいんじゃないか』と(笑)。結局、先生が追試を認めてくれ、卒業することができました。そんなふうに勉強はしませんでしたね(苦笑)。でも高校時代が一番楽しかった」
 
――現役生に何かアドバイスはありますか。
 
「今、周りを囲んでいる友達は宝です。将来、その人脈が助けになり、思いがけないビジネスを生むこともあります。今の友達を大切にしてください」

北から南から  大好きな大磯の海で充実のふれあい
                                          富山 昇(とみやま のぼる)さん(高18回)
 アオバトが飛来する大磯の海とのふれあいを通して子供たちにもっと海を好きになってもらい、その自然環境を未来につなげて欲しいとの思いで立ち上げた「いそっこ海の教室」が昨年も8月4日に開催されました。これは地元のボランティア有志と近隣の海スポーツのプロフェッショナルが団結し、漁業関係者の協力も得て10年前に作ったもので、持ち回りの実行委員長はNPO法人「大磯だいすき倶楽部」理事長の私が担当しました。

いそっこ海の教室に全員集合!

 この教室は、スノーケリング・アウトリガーカヌー・ボディーボード・ヨット・ラフティングと5つのコースに分かれ、120名の子供達が参加、スタッフも80名という大掛かりなイベントです。各教室とも、精通したプロのコーチが指導に当たり、子供達は大満足の体験をしたと思います。

 今回は、第10回を記念して大磯みなとまちづくり協議会とも連携し、「稚魚の放流」、「魚裁き方教室」も同時に行いました。また、昼食は当倶楽部が担当し食材は全て地産地消で手配、真夏の最中、汗だくで200名分を調理しました。農家からはスイカやキュウリ、ナス、ミニトマトを、漁協からは新鮮な魚の差入れもあり、参加の皆さん方には大好評でした。

 松本順が医療として日本で初めて海水浴場を開設してから昨年でちょうど130年。これを記念して、「大磯海水浴場の歴史」と日本で初のサーフィンの歴史を大磯で作り、「いそっこ海の教室」発起人のお一人でもある、故坂田道さんを偲んで「大磯波乗り物語」のパネル展示を、漁協会場内で開きました。

 イベント終了後の打ち上げは毎年、当倶楽部の担当で調理、漁協組合長から朝どれの刺身を寄付いただき、様々な地元のボ

アウトリガーカヌー
ランティアが集まり楽しい交流の場になりました。

 当倶楽部は、大磯まちづくり活動の「縁の下のプラットホーム」と仲間作りをめざし、大磯生まれ、大磯育ちの自分を始め有志が2004年に活動開始、一昨年NPO法人設立をいたしました。現在、30人の会員によって「いそっこ海の教室」や、まちづくりの課題をテーマに毎年フォーラムを開催。また、いまでは県内一の規模になった「大磯市(いち)」(港で毎月第3日曜日に開催)にも出店しています。

 春には、小磯幼稚園下で「地曳き網親子体験教室」。さらに「湘南国際マラソン」では大会開始以来、プリンスホテル内の総合案内ブースを担当するなど、大磯の元気づくりに協力させていただいています。

 こうしたボランティア活動で広告会社を定年後の我がセカンドライフは、毎日が充実しています。



バックナンバー(PDF)

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平成24年(59号) 会報59号
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平成22年(57号) 会報57号
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